産後鬱 原因

産後の鬱を考える　>　産後鬱の原因

育児の悩みがきっかけ

産後鬱は、赤ちゃんの世話をしているときに落ち込むことから始まります。それなら、一体どれがきっかけで気持ちが暗くなるのでしょうか。産後鬱の経験者に尋ねると、理由の分からない沈みがちな気分に陥ったという他では多くの理由があるようです。赤ちゃんがうまく成長していないのではないかと不安に思う人、病気を抱えた赤ちゃんに対しての罪の意識を強く感じてしまう人がいます。

赤ちゃんの成長の速度は気になるものですが、新生児は生後1ヵ月のときに健診が開始され、チェックが医療機関によって行われます。赤ちゃんが育っていく中、この検診を受けることで疑問を感じるママも多くいます。子ども同士を見ていて自分の子が未発達であるとか、自分の子どもが理解できないことが、他の子どもは理解出来るなど、対比して余計に心配を煽ることになってしまいます。

生活習慣の激変も引き金に

それから、赤ちゃんとママだけの暮らしに慣れることができず母親の中には産後鬱になる人もいるのです。赤ちゃんが生まれたために好き勝手に外出することが難しくなったと不満を蓄積させている人もいます。また反対に、赤ちゃんを外で遊ばせたほうがいいのに対人関係などの不安のせいで出かけられず自分を責めるママもいます。赤ちゃんとずっと過ごしているために、社会との繋がりが断たれたような状態になってしまう人も多いようです。

育児中のママが感じるこれらの悩みは、他の家族と共有できるものが多く吐き出すことで改善される可能性があります。一人で溜め込むよりも、勇気を出して家族に聞いてもらうようにすると案外容易に解決へと向うこともあるのです。援助をお願いすることは良くないことではないのです。産後鬱の予防の為にも、苦労していることがあれば周囲に質問してみましょう。

オンライントレード